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吉野山から大峰山、大台ヶ原までの山岳地帯、南紀の海岸、北山川、熊野川の一帯が公園になっています。 吉野山は史蹟と桜の名所、大峰山は修験道の道場として有名です。大台ヶ原は標高1,500mにおよぶ隆起準平原でブナ、トウヒなどの天然林を残しており、ツキノワグマ、ニホンジカなどの動物も多いところです。 また、大台ヶ原一帯の民有地(約800ha)を買上げて、環境庁所管の国立公園専用地としました。これは、公園専用地が少ない日本の国立公園としては、画期的なことです。 渓谷としては、宮川上流の大杉谷が優れており、ヒノキ、モミ、ブナなどの原生林で覆われ、断崖と滝が連続しています。また、北山川の下流の瀞八丁は、谷底を削ってできた深淵で、瀞景観としてはわが国随一のものです。 那智権現の神体である那智の滝は、高さ115mと落差日本一を誇っており、昔から名瀑中の名瀑といわれてきたものです。 熊野海岸も尾鷲の三木里湾、木ノ本の鬼ヶ城、七里御浜、勝浦海岸、潮ノ岬など見どころの多いところで、中でも串本の海中公園地区は、テーブルサンゴや熱帯魚が手軽に観察できるスポットです。
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