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この公園は八甲田山から十和田湖にかけての一帯と、八幡平から駒ヶ岳(1,637m)にかけての一帯の二地域からなっています。その背景のハイライトは、十和田湖と奥入瀬ではないでしょうか。 十和田湖は大型で二重のカルデラ湖です。湖面の標高は401m、面積は5,958ha、湖岸をめぐるブナ、サワグルミ、カツラなどの林が美しい湖です。また、そこから流れでる奥入瀬川は、子の口(ねのくち)から焼山までの14kmの間、美しい渓流を形作っています。その魅力はなんといっても、渓流自体が細やかで、人間的尺度のものであるということでしょう。渓流を修飾する森林も若やいでいて、決して人間を威圧するようなものではなく 岸辺を洗う水の動きもさわやかで親しみのあるものです。 八幡平を中心とする地域は、岩手山(2,038m)、焼山(1,366m)、乳頭山(1,478m)、駒ヶ岳など、多くの火山があります。その稜線はなだらかで、湿原や池沼群が多くあります。また、この一帯には温泉も多く、玉川、後生掛(ごしょがけ)、蒸(ふけ)ノ湯、藤七(とうしち)、乳頭山麓温泉群など、東北らしい素朴なものが点在しています。
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