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釧路市の市街地に接して、広大な湿原が拡がっています。この湿原を中心に、周辺の丘陵と塘路湖などの湖沼を含めてこの公園が誕生しました。 湿原の縁から眺めますと、ハンノキを点在させたキタヨシの草原が拡がり、はるか向こうに阿寒の山々が望めます。北海道ならではの雄大な風景です。 この公園の特徴は雄大な風景ばかりではありません。キタヨシを主とした低層湿原にはいろいろな植物が見られ、ミズゴケを主とする高層湿原も見ることができます。そして様々な野生動物が生息しています。珍しいものだけを挙げてみましょう。600羽近くなったタンチョウをはじめとし、キタサンショウウオ、エゾカオジロトンボ、イイジマルリボシヤ ンマなどがそうです。まさに、この湿原は野生生物の宝庫なのです。 ここは、今まで人の手を拒んできた無用の地だったのです。それが有用の地としてよみがえろうとしているのです。野生生物の楽園として最も新しい国立公園となったのです。 私たちは、その用がいつまでも失われないように守っていかなければなりません。
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